リサーチ・アンド・イノベーション

ロレアルグループは、ある科学者によって設立されました。そしてそれ以来、現在でも リサーチ・アンド・イノベーションに対して多額の投資を続けています。ロレアルグループは世界と世界市場にむけて開かれた存在となっており、その科学的アプローチは常に顧客第一を念頭に置いたものとなっています。

ロレアルにとって、科学と化粧品が意味するものは、高度な専門性と鋭敏な感覚の融合物であるといえます。リサーチ・アンド・イノベーションの分野は、単に創造的であるだけではなく、顧客のニーズと化粧品市場の視点を十分に理解したものとなっております。そして、その姿勢はこれからも変わることはありません。

ロレアルのリサーチ・アンド・イノベーション組織は、多様な文化で構成されています。そしてこれらの組織は、科学のあらゆる分野における領域を広く取り入れたものとなっています。このために、将来にわたって成長し続けることができるのです。そしてこのような組織は、革新的で高機能な化粧品を開発し完成すること、さらに男性・女性にかかわらず世界中の人々の健康と幸せに貢献すること、といった熱意を共有することで活性化されるのです。ロレアルのリサーチ・アンド・イノベーション組織は、顧客が何を望んでいるのかを常に見失うことなく、生命科学・物質科学の領域を凌駕することでこの熱意を実現させているのです。

ロレアルのリサーチ・アンド・イノベーションは、4つの大きな組織に区分されています。つまり、基礎研究(ロレアルの事業に関係する科学分野における知識を開拓し、将来を見据えた評価モデルを創造すること)・応用研究(処方開発と製品の新しいコンセプトづくり)・製品開発(安全で革新的な製品を開発し各ブランドに提供すること)・サポート部門(各種規制、知的財産、顧客調査など)に分かれています。

基礎研究
基礎研究では、効果的かつ持続可能な有効成分を創造し開発しています。基礎研究部門が各研究室にあらたな成分を提供することによって、ロレアルが革新的で持続可能な製品開発を続けることが可能となっているのです。

ロレアルの研究員は以下のような探究を続けています。

  • 多様な科学領域(生物学・バイオテクノロジー・生物化学・化学・物理化学、モデリングなど)における知識の向上を図ること
  • 「オープン・イノベーション」と呼ばれる手法を通じて常に世界に目をむけていること
  • 多様な設備や方法(数学的方法から再生皮膚まで)を利用して有効成分の安全性を確かめる新しい方法をつくりだすこと

応用研究
ロレアルの応用研究部門では、基礎研究部門で得られた有効成分を使ってプロトタイプの処方を作っています。またそれだけではなく、新たな化粧品につながるような処方を作り出したり、または既存の処方の改良なども行っています。

効果の高い技術を取り込むことも基礎研究部門と共同して行っています。また、各地での調査で見出されたり、取引先からもたらされた成分の効果についても、製品コンセプトの観点から研究しています。ここでの研究は十分な評価を行った後で、その後の作業を製品開発部門に移管します。

製品開発
製品開発部門は、新たな製品処方開発に取り組んでいます。また、最も効果的な製品が、顧客と環境にとってもっとも安全な状態で販売されるように確認しています。製品開発部門は、各ブランドに対して革新的な製品を継続して供給し、ロレアルが業務展開している各国の各種規制に適合する使用方法を推奨します。

サポート部門
サポート部門では以下のような業務をおこなっています。

  • 分析評価、原材料と処方の安全性と有効性に関する評価
  • 製品の販売承認に関する各種規制の調査とコミュニケーション、および規制に関する記録の保持
  • グループ内で発明・発見に対する業務上の保護
  • リソース管理
  • 消費者調査