ロレアルグループは、創立当初より、事業の成長だけではなく、より広い意味での社会的責任を果たすことを目指し、「科学」「教育」「連帯」の3本柱からなる社会貢献活動を展開してきました。

2007年10月には、より良き企業市民を目指すべく、企業の社会的責任に関する様々な活動を助成、推進、支援する「ロレアル財団」を創設しました。同財団は、フランスの財団でもトップクラスの規模の約66億円を向こう5年間のファンドとして拠出しており、「科学」「教育」「連帯」の3本柱からなる活動を積極的に展開します。ロレアルグループは、この企業理念のもと、長期的視野に立って、さまざまな活動に取り組んでいます。

科学
ロレアルグループは、1909年の創立当初から研究活動を最重要視し、化粧品科学を一つの独立した科学分野へと育て上げてきました。また、女性研究者を積極的に登用しており、約3,300人の研究者のうち、女性が占める割合は55%以上にものぼります。

女性研究者を積極的に登用し、科学を重視するロレアルグループは、1998年、国連専門機関のユネスコと共に、世界の女性科学者の業績を称え、同分野で活躍する女性たちの世界レベルでのさらなる飛躍と地位向上を目的に、女性化学者を支援するプロジェクト、ロレアル - ユネスコ女性科学賞を創設しました。また、日本においては、2005年にロレアル - ユネスコ女性科学者日本奨励賞を創設いたしました。

 

教育
健康と環境の分野で予防を呼びかけることは、多くの人々に知識を伝え、その知識の伝達を容易にし、人々の意識向上に貢献します。ロレアル プロフェッショナル プロダクツ事業本部には、50ヵ国以上に115ヵ所のアカデミーを擁し、3万人のトレーナーがいます。また、提携サロン数は世界中で40万店に上り、本教育プログラムを受けることのできる美容師の数は、200万人以上にも達します。
ロレアルはこの教育というネットワークを利用することで、多くの方々にHIV/エイズの「正しい知識」を伝えることができると考え、ユネスコと世界規模で「美容師とともに行うHIV/エイズ予防教育活動」を展開しています。

 

連帯
ロレアル財団では、失った自信を取り戻し、自分の価値を見直して社会に再起する人々のために外見や容貌に働きかける活動を支援しています。メイクアップアーティストと化粧品会社が連携して行う「Look Good Feel Better」プログラムを通じて、女性癌患者の自信回復につながるよう、病院でメイクアップ講習会などを推進。また、「国境なき医師団」とともに戦争や病気、栄養出張などで傷ついた外見を再生するプログラムを支援しています。
2009年、ロレアルグループは100周年を迎えるにあたり、社会貢献活動の3つの柱である「科学」「教育」「連帯」の分野における100の社会貢献活動を始動することを発表しました。各プロジェクトは、世界各地の現地法人が地域のニーズに基づき企画・運営し、責任ある企業として長期にわたって取り組んでいます。日本ロレアルでは、「100 LOVE HANDS」プロジェクトを創設しました。