日本ロレアル、サイエンティフィック・コミュニケーション部を開設

日本ロレアル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ピエール-イヴ・アルゼル)は、日本における研究所設立25周年を機に、ロレアルの研究所で開発された技術および研究成果を日本に紹介するため、新たに「サイエンティフィック・コミュニケーション部」を研究開発センター 学術部内に開設しました。ロレアルグループは、科学技術情報をより分かりやすい形で発信するサイエンス・コミュニケーションを目指しており、今後は同部を拠点とした様々な活動を通じ、メディアや科学界等に向けてロレアルの研究活動を積極的にお伝えしていきます。

サイエンティフィック・コミュニケーション部の活動
(1)サイエンス・コミュニケーション
◆「L'OREAL University」の開催
メディアを対象とした、日本を含むロレアルグループの研究活動を紹介するワークショップ
◆科学・技術セミナーやプレスカンファレンスの企画、実施
◆日本の学会・研究会への参加
◆日本の学会誌・科学技術出版物への投稿

(2)日本の科学技術界のリーダーとロレアルグループのネットワーク構築
ロレアルグループと日本の研究者の連携を促進するインターフェイスとしての活動

(3)科学分野における社会貢献活動
「ロレアル−ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」(*1)の事務局としての活動

ロレアルの研究開発
ロレアルグループは、研究開発を事業の基盤と位置づけており、毎年連結売上高の3%以上を研究開発に投じています。2007年の研究開発予算は5億6千万ユーロ、日本円換算で896億円(1ユーロ=160円)に上りました。ロレアルは全世界に広がるネットワークを持ち、世界16ヵ所の研究開発拠点(*2)において3000人(うち、女性研究者は55%を占める)を超える研究員が多くの技術開発を行い、毎年500件以上の特許(*3)を出願しています。

日本における研究開発
日本はロレアルにとって重要な市場であると同時に、研究開発の面でも主要な創造拠点の一つです。25年前に日本に研究所を設立して以来、大学および企業との連携の下に日本の技術をロレアルグループに導入し、また日本市場に適合した製品を開発する役割を担ってきました。ランコムのマキケーキやシュウ ウエムラのルージュ アンリミテッド等の製品や、色材を用いない構造色の研究がその例として挙げられます。更に、ロレアルグループのグローバルネットワークの一員として、世界各地域の皮膚・毛髪に関する研究にも参加しています。

ロレアル−ユネスコ女性科学賞
ロレアルは、化粧品の開発にとどまらず、科学分野における社会貢献活動にも注力しており、その一環として、世界規模で展開している「ロレアル−ユネスコ女性科学賞」があります。1998年に設立以来、500人以上の女性科学者を支援しています。2005年に設立された「ロレアル−ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」は、この世界プログラムの理念を継承した国内賞にあたります。

(*1)ロレアル−ユネスコ女性科学賞の日本版で、物質科学・生命科学の領域で優れた成果を上げている日本の大学院博士課程に在学または進学予定の女性が選考対象。
(*2)フランス10ヵ所、アメリカ合衆国3ヵ所、アジア3ヵ(うち日本2ヵ所:川崎・東京)
(*3)2007年における出願件数 576件